ラリー車はどうする?
どうも、めぐみんです。
ここ最近、キャンプが流行ってますね。
私も、キャンプしてます。ラリー会場で・・・
ラリーによっては参戦費用節約のため、テント担いで現地入りしています。
今回は、競技車についてのお話です。
ラリーカーは、どう用意する?
ドライバーとしてデビューしたい方は、競技で使う車両を用意しなければいけません。
用意の仕方は複数ありますので、簡単な方法から紹介していきましょう。
1.レンタルする
一部クラブやショップでは、ラリーカーのレンタルプログラムを実施しています。
1戦いくらで、プランによっては事前のレクチャーやコドライバーの手配、ラリー本番でのサービス付きなどいろいろあります。
1年間通して参戦するとなると結構なコストになると思いますが、お試しで出場するならば、レンタルは良い選択肢だと思います。
2.中古車を買う
本格的に参戦を考えているならば、中古車を探すのが良いかもしれません。
クラブに入れば、中古車両の情報は色々と手に入る場合もありますし、中古車両を探していると伝えておけば、人づてに見つかるかもしれません。
中古車両の場合、最初から競技車両として作られているので、初期費用は安く抑えることができます。モノによっては、シートが純正に戻されていたり、シートベルトが無かったりしますが、足りないものは、やはりクラブで探すか、ヤフオクで買うなど、自分でそろえましょう。
また、多かれ少なかれ古さはあると思うので、ぶつけたとしても諦めがつきます。
ちなみに、私も中古車両を購入しました。フル装備の全日本戦参戦車両を購入しましたので、追加で用意したのはタイヤだけです。
3.新しく作る
一番お金がかかりますが、自分の乗りたい車(ある程度の制限はありますが・・・)で作ることができます。
最低でも、ロールケージ、シート、4点式シートベルト、消火器は必要です。
ただし、車両の規定がありますのできちんとしたお店で相談しながら作成しましょう。
・ARAI
群馬県にある”世界の人”こと、新井敏弘選手のショップになります。
・キャロッセ
こちらも群馬県にあるモータースポーツのパーツメーカー、キャロッセさん
CUSCOブランドは有名ですね。
・テイクス
ベストカーでおなじみ竹ちゃんマンこと竹平素信さんのショップ。
暇しているので、行ってあげてください。
ざっと上げましたが、競技車両を作ってもらえるショップは他にもたくさんありますので、ご自分の動ける範囲で探してみてください。
近くでラリーを開催していれば、会場で聞いてみるのも良いですね。
東京オートサロン
どうも、めぐみんです。
前回からかなーり時間が経ちましたが、競技車両のお話・・・
と思いましたが、オートサロンに行ってきたので、
会場で見かけた車の紹介です。
みんな気になる1台
何はともあれ、気になる車はやっぱりこれ、
トヨタ GRヤリス
次期WRカーのホモロゲモデル、1600cc四駆ターボのホットモデルで、スーパー耐久、ジムカーナ、ダートトライアル、ラリーなどモータースポーツ関係者も注目の1台です。
お値段396万円から・・・
内容的にはバーゲンプライスですが、これ買うと暫くラリーに出る資金が無くなるので、我慢します。
誰かが買って、横で出るのを期待します。
CUSCO
アジア・パシフィックラリー選手権などのFIA格式のラリー参戦を目標に製作された車両で、実際に去年のラリー北海道に出場しました。
WELLPINE MOTORSPORT
去年から全日本ラリー選手権のクラス分けが変更になり、AT・CVT・ハイブリット等の車両クラスが出来ました。
そのクラスに出場していた車両・・・、はシーズン中にお亡くなりになったので、こちらはセントラルラリーに出場するために急遽作成した車両になります。
今シーズンは、これで出場するそうです。
GT86 CS-R3
86をベースにFIAのR3規定で制作された車両です。
このままWRCに出場できます。というか、これで今年のドイツと日本戦に出場するそうです。
お値段1,500万円とか。
「安いです!」とか言ってましたが、一般人では手が出ません。横に乗せても貰えそうにないので、雲の上のような存在です。
以上、とりあえずの4台ですが、一番現実的な選択肢はヴィッツCVTでしょうか。
パーツも豊富ですし、ランニングコストもそれなりです。
この他にも、ご存知WRX STIや、きっと誰かがラリー車で持ってくるだろうスープラもありました。
気が付いたら全部トヨタ車でした・・・
他メーカーさんも、ラリーに使える車両期待していますよ。
装備品について
どうも、めぐみんです。
今回は、選手の装備品に関するお話です。
レーシングギアを用意しよう
モータースポーツでは、選手を守るために安全装備が必須となっています。
ラリーでは、ヘルメット、レーシングスーツ、グローブなどが必要装備で、FIA公認のものが望ましく、耐火性・難燃性の素材でできています。
おおよそ必要な装備については、以下の通りです。
- ヘルメット
- レーシングスーツ
- グローブ
- シューズ
- フェイスマスク
- アンダーウェア
- FHRシステム
この内、ヘルメットとレーシングスーツは着用が義務付けられています。
特にヘルメットは製造から10年以上経過したものや強い衝撃を受けたものは使用不可となりますので、譲り受けたものの場合は注意が必要です。
グローブは、ドライバーのみ必須で、手首まで隠れるもの。
シューズについては、最初はスニーカー等の運転しやすい靴で大丈夫です。
フェイスマスク、アンダーウェアは推奨装備になるので、必要に応じてそろえましょう。
最後のFHRシステムですが、これは衝撃から首(頸椎)を守る装備になります。HANS(ハンス)デバイスとも言います。
F1やスーパーGT等で、レーサーが首周りに何か乗せているのを目にしたことはありませんか?
あれがFHRになります。ヘルメットとテザー(紐)で繋ぎ、シートベルトを装着することで、クラッシュ時に頸椎が伸びるのを抑える役目があります。
近年のラリーでは、必須になりつつある装備です。
すべて揃えるとそれなりのお値段になりますので、人から借りたり、お古を譲ってもらったりで節約することが可能です。
ただ、ヘルメットは買った方が良いかもしれません。競技中は、それなりに汗をかきますので・・・
まあ、察してください。それでも安く上げたい方は、フェイスマスクを購入しましょう。
参考に、楽天市場にあるショップと、装備品のリンクを貼りました。他のメーカーも色々ありますので、自分のセンスにあったものを探してみてください。
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次回は、競技車両について簡単に説明したいと思います。
ラリーを始めるために・・・
どうも、めぐみんです。
今回は、ラリーについて色々説明しようかと思いましたが、すでに紹介しているサイトがありますのでそちらをご覧ください。
国内でモータースポーツを統括しているJAFのページです。
ざっくりとでも理解できましたか?
では、いきなりですがラリーの始め方についてです。
JAFのページにも書いてありますが、ラリー出場に必要となるものは、運転免許証とJAFのライセンス。この二つです。
自動車を使う競技ですので、運転免許証は当然として、問題はJAFライセンスです。
「どうやって取るの?」
ということで悩む方もいるかと思いますが、意外と簡単です。
1.ライセンスを取ろう
ラリーに必要なライセンスは、国内Bライセンスです。
これがあれば全日本ラリーにも出場できます。
取得方法は、各地で開催されている2時間程度の講習会に参加するか、JAF加盟のクラブに所属して推薦してもらえばライセンスがもらえます。ライセンス発行にはJAFへの加入が必要ですので、一緒に申し込みすることになります。
こちらのページから、モータースポーツ講習会>国内Bライセンスを選んで、近所の会場で受講しましょう。
ハイ、簡単ですね。
ライセンスはこんなのが届きます。
ライセンスには、氏名、生年月日、顔写真等が印刷されます。
ライセンス名は公序良俗に反しなければ、本名でなくても大丈夫ですが、仮名の場合、本名も併記されます。芸名等で活動されている方はこのケースが多いですね。
また、一部の限定ライセンスを除いて、免許証の所持も条件となりますので、例えば一般道レーシングで免停になった場合、免停期間中はライセンスの効力も停止になりますし、免許取り消しになったら、ライセンスも無効になります。
昔、某レーサーが免停で走れなかったり、免取りで海外に飛び出したりと色々あったそうです。皆さんも注意しましょう。
ちなみに、参加受付時に免許証とライセンスを必ずチェックしますので、「忘れた」とか「失くした」は通用しません。提示できない場合、出場自体が認められません。
実際に、免許証を忘れて出場できなかった人を見たことがあります・・・
さあ、ライセンスが取れましたね。これであなたも”ライセンスホルダー”です。
「俺、ライセンス持ってるんだよね。」とか、友達に自慢しましょう。
2.クラブに入ってみよう
さて、モータースポーツを始めるとなると、一見ハードルが高いと思うかもしれませんが、ラリーに限っては他のモータースポーツとちょっと違った部分があります。
それは・・・
常に2人で乗って走ること!!!
これ非常に重要です。軽い方が良いからと言って、1人で出場することはできません。ルール上2人と決められています。
1人は車を運転するドライバー、そしてもう1人は、競技中の道案内や時間管理を行うコ・ドライバー(ナビゲーター)。
つまり、コ・ドライバーとして出場すれば運転しなくて済みますし、自分で競技用の車両を用意する必要もありません。
そこで次は、ラリー車を持っている人を探すため、クラブに入ってみましょう。
では、クラブはどのように探すかですが、ここでもJAFのサイトを参考にします。
JAF登録クラブ・団体の検索(四輪)|JAFモータースポーツ
こちらのページに、JAFに登録しているクラブの一覧がありますので、連絡先等からお近くのクラブを探してください。
ここで注意するのが、各クラブごとに得意とする分野がありますので、問い合わせをしてラリーを始める環境があるか聞いてください。
無事にクラブを見つけらたら、こう伝えましょう。
「コドラでいいから、ラリーに出てみたいです!」
きっと優しい先輩たちが色々教えてくれるでしょうし、横に乗ってるだけでいいから出てみようかって話になるかもしれません。
もちろん、車が用意できればドライバーとしてデビューしても大丈夫ですよ。
次回は、装備品について説明しようと思います。
クラブの先輩から借りる方法もありますが、見た目から入る人は大事なことですので、ぜひご覧ください。
最後に、デビューまで暇だと思いますので、ラリーの動画を見てイメージトレーニングをしましょう。
こちらは、全日本ラリーのオフィシャル映像になります。大会終了後、2~3日後にアップされますので、雰囲気だけでも感じてください。
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2020年の抱負!
あけましておめでとうございます。めぐみんです。
年が変わってブログを始めようと考えましたが、初っ端のネタが思い浮かばないので今週のお題「2020年の抱負」で書初めをしたいと思います。
ズバリ今年の抱負は・・・
「WRC 日本ラウンド 出場!」
WRCとは、World Rally Championship(世界ラリー選手権)のこと。
今年11月に愛知県を中心にこのWRCが開催されます。
不定期にはなりますが、このブログを通じて、少しでも多くの方にラリーというモータースポーツに興味を持ってもらいたいと思います。
ラリーって?
ラリーとは、サーキットで行われるレースと違い、一般公道や林道を使って行われるモータースポーツです。
車両も、F1で見られるフォーミュラカーではなく、市販車両をベースに制作されています。
2019年だと、フォード・フィエスタ、シトロエン・C3、ヒュンダイ・i20、トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)がトップカテゴリーで出場しています。
ちなみに、見た目はヤリスでも中身はまったくの別物です・・・
WRCは世界が舞台ですが、もちろん日本でもラリーは開催されています。
全日本ラリー選手権を頂点に、国内を複数の地区に分けて行われる地区戦、県戦等々。
一般公道を使う特性上、街中での開催が厳しいので目にする機会は無いと思いますが、4月から11月頃までは、毎週どこかしらで開催されています。
北海道から九州まで各地で開催されていますので、興味のある方はぜひ観戦してみてください。
WRCとは
全日本ラリーについてはこちら
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